開始前に知っておくべきAGA治療のメリット・デメリット

AGA治療ですが、他の医療行為と同様、必ずしも良い面だけとは限りません。
今回は、AGA治療のメリット・デメリットを見ていきましょう。
AGA治療のメリット
AGA治療は医学的な効果が証明済
これまで薄毛対策としては、例えば、ワカメが髪に良いだとか、シャンプーのやりすぎは髪に悪いとか、爪を立てて洗髪してはいけないといったように噂程度のものが多くありました。
しかし、こうした一般的な知識とは違って、皮膚科の医師などプロフェッショナルが専門知識を持って治療に当たるのがAGA治療です。
実際、日本皮膚科学会からは「男性型脱毛症治療ガイドライン」が発行されていて、そこには「ミノキシジル」や「フィナステリド(プロペシア)」といったAGA治療薬を使った治療法は効果があったと記載されています。
AGA治療は専門医師が行う
AGA治療を行うのは、皮膚の働きをはじめ、皮膚の構造や皮膚周期、その付属器官、毛の構造やメカニズムといった毛髪に関する科学的な知識を持った医師など専門家です。
もちろんプロですから、食生活や生活習慣、運動方法といった薄毛を招く生活習慣についても熟知しています。
こうしたAGA治療の進展によって、これまで薄毛対策の主流であった育毛や植毛、あるいはカツラなどを用いた薄毛対策から、投薬や外科治療によって薄毛を解決する時代になりつつあります。
実際、大手のカツラメーカーなどでも、AGA治療などに力が注がれるようになってきました。
AGA治療のデメリット
効果が出るまでに時間がかかる
こうして注目を集めているAGA治療ですが、効果が期待できる反面、植毛などに比べると、人が本来持っている『毛を生やす』や『毛を育てる』といった力を引き出すもののために効果が目に見える形で現れるまでに最低でも半年はかかるというデメリットがあります。
副作用が起こる可能性も
さらにAGA治療は、投薬などを行う医療行為。
医療行為はどんなものであっても、大なり小なり副作用が起こる可能性があります。
ですからAGA治療であっても、例えば、髪の毛以外の体毛も濃くなってしまうとか肝機能に障害が起こることがあるといったように、薬の使用に伴う副作用の可能性があることも知っておきましょう。
また、薄毛になる原因は多種多様です。そのため薄毛の種類によっては、例え、AGA治療を行ったとしても効果が見られない場合もあります。ですから、これらのデメリットも知った上でAGA治療を受けるようにしましょう。

[ライター] 薄毛治療ナビ編集部
薄毛治療ナビ編集部では、ドクターや医療関係者、ユーザーからいただいた薄毛に関わる様々な情報を調査・収集して提供しています。