【プロペシアのジェネリック医薬品はちゃんと効く?どの薬を選べばいい?】

AGA治療薬のプロペシアのジェネリック医薬品は2015年4月に販売開始され、その後様々なメーカーから販売されています。
ジェネリック医薬品は安く薬を買えるとあって患者としては助かりますが、「安い分効果が薄いのでは?」と思っていませんか?
今回はジェネリック医薬品が安い理由と、効き方に違いはあるのか、そして先発医薬品のプロペシアとジェネリック医薬品どちらを選んだらよいかについてご紹介します。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許が切れてから販売される
ジェネリック医薬品の元となった薬を「先発医薬品」と言います。
ジェネリック医薬品は、「後発医薬品」とも呼ばれ、先発医薬品の特許が切れた後に販売されます。
ジェネリック医薬品が安いのは研究の歳月と費用が少なく済むからです。
新しい薬(先発医薬品)を研究・開発するときには長い年月と膨大な研究費が掛かります。
そのため、先発医薬品を開発した会社は20~25年の特許権を与えられ、利益が守られます。
ジェネリック医薬品は先発医薬品の特許が切れた後でなければ販売できませんが、先発医薬品のおかげで安全性が確認されているので、少ない期間と研究費を投じるだけで開発、製造、販売が出来ます。
このような理由で、ジェネリック医薬品は先発医薬品に比べて安価で購入できるのです。
ジェネリック医薬品では有効成分や量はそのまま
ジェネリック医薬品は有効成分や量が変更になっているわけではないので、先発医薬品と同様の効果が期待できます。
ただし、メーカーによって薬への添加物や製造方法異なりますので、全く同じ薬というわけではありません。
人によっては「先発医薬品は問題なく使えたのに、ジェネリック医薬品ではアレルギー反応が出てしまった」ということもありえます。
プロペシアのジェネリック医薬品も同様に効果が期待できます。
プロペシアのジェネリック医薬品は2015年4月に初めて販売され、それ以降様々なメーカーから販売されるようになりました。
いずれの薬でも有効成分のフィナステリドが含まれていますので、同様の効果が期待できます。
しかし、先ほどご紹介したように全く同じ薬ではないので、「プロペシアは合うけれどジェネリック医薬品は合わない」ということもあり得ます。
どの薬を選ぶかはあなた次第
先程もご紹介したように、先発医薬品とジェネリック医薬品は有効成分は同量含まれますが、全く同じ薬というわけではありません。
ジェネリック医薬品に変更してアレルギーを発症するリスクも少なからずあります。
ですから、先発医薬品を選ぶか、ジェネリック医薬品を選ぶかはあなたの考え方次第です。
利便性やコストパフォーマンスで選んでもOK
プロペシアのジェネリック医薬品はメーカーによってPTPシートに包まれていたり、ボトルにバラの薬を入れられたりして販売されています。
そのため、利便性やコストパフォーマンスもメーカーによって様々です。
出張が多く、持ち歩きが必要な人にはPTPシートが便利でしょうし、毎回PTPシートから取り出すのが面倒という人にはボトルタイプが手軽でしょう。
コストパフォーマンスやあなたの生活スタイルを検討し、ストレスなく飲み続けられる医薬品を選ぶといいですね。
まとめ
プロペシアのジェネリック医薬品についてご紹介しました。
プロペシアもそのジェネリック医薬品も同様の効果が期待できますが、ジェネリック医薬品の方が安く購入できます。
それぞれのお薬の特徴を理解し、あなたに合ったお薬を選んでくださいね。

[ライター] 薄毛治療ナビ編集部
薄毛治療ナビ編集部では、ドクターや医療関係者、ユーザーからいただいた薄毛に関わる様々な情報を調査・収集して提供しています。