亜鉛は育毛の強い味方!亜鉛の働きと髪の毛との関係とは?

薄毛・発毛基礎知識
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亜鉛が髪の毛に良いと聞いたことはありませんか? 髪の毛の主成分はタンパク質の1つ「ケラチン」です。亜鉛は、そのケラチンを生成するのに重要な働きをする成分なのです。ここでは、亜鉛の働きと髪の毛との関係、そして、効果的な亜鉛の摂り方についてご紹介していきます。

髪の成長に必要な成分は?

「薄毛を改善したい」「つやのあるきれいな髪の毛にしたい」、髪の毛の悩みは人それぞれですが、共通して言えることは、髪の毛に必要な成分をしっかり摂ることです。髪の毛の成長には、次の3つの成分が重要になります。

タンパク質

髪の毛はその90%以上がタンパク質の1つ「ケラチン」でできています。ケラチンは、18種類のアミノ酸(主にシスチン、グルタミン酸、ロイシン、アルギニンなど)が結合し作られるので、これらのアミノ酸が不足しないようにする必要があります。

亜鉛

亜鉛は、ケラチンを作るアミノ酸の結合をサポートする働きをします。亜鉛は必須ミネラルの1つで、体内では合成できないため、食事など必ず外から摂る必要があります。 

ビタミン

ビタミンは、食事から摂った栄養素の代謝や、体に必要な成分の合成をスムーズにする働きをします。特にビタミンB群は、髪のもとになるタンパク質の代謝をサポートするため、とても大切な成分です。

亜鉛と髪の毛の関係

髪の毛の成長に必要不可欠な亜鉛ですが、その働きと髪の毛との関係を見ていきましょう。

亜鉛はケラチンの生成を促す

亜鉛は、髪の毛の主成分ケラチンの生成になくてはならない成分です。そのため、亜鉛が不足すると、タンパク質を摂ってもアミノ酸同士の結合がスムーズにいきません。その結果、ケラチンが上手く作られず、髪の毛の成長に影響を及ぼします。

亜鉛は頭皮の新陳代謝を高める

亜鉛には、細胞分裂や新陳代謝を促す成長ホルモンの作用をサポートする働きがあります。 頭皮においても、髪の毛を作る毛母細胞を活性化させ、新陳代謝を高めるため、髪の毛の成長や美髪、抜け毛予防などの効果を発揮します。

亜鉛は5αリダクターゼの働きを抑える

男性に見られる薄毛は、頭皮にある酵素「5αリダクターゼ」と、男性ホルモン「テストステロン」が結合してできる「DHT(ジヒドロテストステロン)」の影響だと考えられています。亜鉛は、5αリダクターゼの働きを抑える作用があり、抜け毛、薄毛の改善に効果があると言われています。

亜鉛の効果的な摂り方

亜鉛が髪に良いと言っても、一体どのくらいの量を、どの食品から摂れば良いのでしょうか?亜鉛が多く含まれる食品や、効果的な摂り方について説明します。

亜鉛の1日必要摂取量

亜鉛の1日必要摂取量は、男性の場合10mg、女性の場合8mgとされています。(厚生労働省/日本人の食事摂取基準2015による)
亜鉛は汗や尿とともに排出されたり、体内に貯蔵するシステムもないため、毎日必要量を摂取することが大切です。

亜鉛を多く含む食品

亜鉛は次のような食品に豊富に含まれています。

  • ・牡蠣むき身4個:10.6mg
  • ・豚レバー100g:6.9mg
  • ・牛赤身100g:4.2mg
  • ・納豆1パック:1.0mg
  • ・スライスチーズ1枚:0.58mg
  • ・牛乳200ml:0.82mg

亜鉛は魚介類、肉類、豆類、乳製品などに多く含まれています。これらの食品は髪の毛のもとになるタンパク質が主成分のため、タンパク質と亜鉛が同時に摂れ、髪の毛の健康にはぴったりです。

ビタミンCは亜鉛の吸収を高める

亜鉛は体内での吸収率が約30%で、吸収率の悪い成分です。ビタミンCは亜鉛の吸収を高める効果があるため、一緒に摂ると効果的です。

インスタント食品は控える

インスタント食品など加工食品には、亜鉛の吸収を阻害するリン酸塩が含まれています。亜鉛を効果的に摂るためには、加工食品やファストフードの多用を避け、偏った食生活にならないよう注意が必要です。

亜鉛をしっかり摂って髪の毛を元気に!

今回は亜鉛と髪の毛の関係についてご紹介しました。 髪の毛のためにとタンパク質だけを摂っても、亜鉛がないと髪の毛に反映されません。育毛のために、美髪のために、「タンパク質・亜鉛・ビタミン」をしっかり摂りましょう。何よりも特定の栄養素に偏らないバランスの良い食事が、髪の毛にも一番の栄養になります。

2019.04.30
[ライター] 薄毛治療ナビ編集部

薄毛治療ナビ編集部では、ドクターや医療関係者、ユーザーからいただいた薄毛に関わる様々な情報を調査・収集して提供しています。

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