頭皮の「できもの」対策!どんな種類がある?

頭皮・髪のトラブル

「できもの」とひと言で言っても、状態を差す用語と、原因からくる用語があります。

そこで、これらの用語を簡単にまとめてみました。

大きく分けると、かぶれ、ニキビ、かさぶた、湿疹の4種類

頭皮の症状から大きく分類すると、かぶれの多くは『接触性皮膚炎』、ニキビは『頭皮ニキビ』、かさぶたは『脂漏性皮膚炎』、湿疹は『アトピー性皮膚炎』と言うようにわけることができます。

特にアトピー性皮膚炎は、接触性皮膚炎の症状に似ているかぶれも見られ、診断も難しいと言う特徴があります。

また、原因で分類すると、外からの刺激による『接触性皮膚炎』、男性ホルモンや、食生活などが原因で、頭皮の常在菌が二次的に関与して発症する『頭皮ニキビ』と『脂漏性皮膚炎』、体質的にバリア機能が低いことで、あらゆる刺激に弱いことが原因の『アトピー性皮膚炎』と言う分類もできます。想定の範囲ではありますが、両方の観点からある程度推測することができます。

『接触性皮膚炎』は原因を取り除けばすぐ治る

『接触性皮膚炎』をさらに細かく分けると、「刺激性接触皮膚炎」と「アレルギー性皮膚炎」があります。刺激物が直接皮膚に触れることが原因で、赤みやかぶれの症状がでるものです。

刺激性接触皮膚炎とアレルギー性皮膚炎の違いは、前者が、刺激物に対して単純にアレルギー反応を起こすもので、後者は、繰り返しアレルギー物質に触れることでアレルギー反応を起こすものです。

これらは原因を取り除くと数日から2ヶ月以内で落ち着いてきます。
シャンプーやトリートメント、育毛剤や白髪染めなど薬品や添加物が原因であることが多いので、これらを見直すことをお勧めします。

『頭皮ニキビ』と『脂漏性皮膚炎』は常在菌のバランスが崩れて起こる

『頭皮ニキビ』は、顔や頭皮のニキビの原因菌アクネ菌が、『脂漏性皮膚炎』は身体のニキビの原因菌マラセチア菌が原因菌となります。

どちらも頭皮の常在菌で、頭皮の皮脂を餌にしながら、天然の頭皮の保護保湿クリームを分泌してくれる菌です。

肉や脂が中心の偏った食生活による皮脂の過剰分泌で菌の異常繁殖が起きること、頭皮のバリア機能が低下しているのに関わらず洗い過ぎること、ストレスから交感神経が優位になることで男性ホルモンが生成促進したことで起こる、未熟な角質がフケや、角栓の詰まりの誘発などが原因で発症します。

『頭皮ニキビ』と『脂漏性皮膚炎』の違いは、脂漏性皮膚炎の場合、免疫が極端に低下している場合に起こることが多く、免疫に問題がない場合は5%以下の発症率ですので、怪我が極端に治りにくいなどの全身的な症状がある場合は受診することをお勧めします。

『アトピー性皮膚炎』はアレルギー物質が体内に入ったり触れたりすることが原因

『アトピー性皮膚炎』は、身体のバリア機能が低下することで、あらゆる刺激に対して弱くなっていることで起こります。直感的には極端な敏感肌というとわかりやすいかもしれません。

日頃からアレルゲンを口にしないことや、シャンプーや石鹸など、どうしても使う必要がある場合は化学薬品や防腐剤などが無添加の自然なものを選んで使用することや、ハウスダストやダニ、ホコリなどもアレルゲンになりますのでこまめな掃除をすることも対策になります。

これは部分的な疾患ではなく、あくまでも全身的なものですので、医療機関にかかることをお勧めします。

最初から薬ありきではなく、自分のできる事を日常化する

症状が気になり、ついそれに目を奪われがちですが、多くの場合は全身疾患の予兆や、すでに何らかの病気になっていることもありますので、身体からの危険信号と捉え、日常生活を見直すきっかけにしてみるといいと思います。

発酵食品が多く、脂質の少ない和食を意識する『食生活の見直し』、『睡眠不足解消』による甘味や脂肪分への依存からの開放、『笑う生活』を心がけることで、副交感神経を優位にして男性ホルモンの過剰分泌の抑制に繋げること、全ての症状に対応できる『塩シャンプー』などのこれらの習慣の見直しは、日常的に比較的簡単に取り入れることが出来る予防法もたくさんあります。

薬をはじめとする自然ではないものは、体のあらゆるバランスを崩れやすくします。

効率化や即効性などを期待して、意味があって存在する症状を強引に取り除いている可能性を念頭に、生活の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

2019.01.23
[ライター] 薄毛治療ナビ編集部

薄毛治療ナビ編集部では、ドクターや医療関係者、ユーザーからいただいた薄毛に関わる様々な情報を調査・収集して提供しています。

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