プロペシアとフィンペシアの違いって!?

AGA治療

プロペシアは、日本で承認されている薄毛治療の内服薬であり有効成分フィナステリドを配合している薬なのですが、これと同じフィナステリドを配合している薬でフィンペシアというものがあります。

フィンペシアは日本では認められていないため通常は手に入れることができませんが、価格が安いということで個人輸入等で入手している人も多いようです。

そこで、プロペシアとフィンペシアの違いについてまとめてみました。

違い1 入手方法

フィンペシアは日本では未認可なので通常手に入れることができません。

手に入れるには海外から「個人輸入」または「個人輸入代行業者」を使う必要がありますが、海外では薬の半数以上が偽物と言われています。

信頼できるルートで入手しないとフィンペシアの偽物を手にしてしまう危険もあります。

それに対して、プロペシアは病院で処方してもらうことができます。

医師による診察が行われるので、副作用などが気になる人は相談しながら服用することができます。

もちろん、プロペシアも個人輸入・輸入代行業者を通して海外の薬を手に入れることもできます。

医師の診察が面倒な場合は便利ですが、この場合は偽物を手にしてしまう危険性はフィンペシアと同じです。

違い2 価格

偽物のリスクを考慮しつつフィンペシアが気になる一番の理由はやはり価格でしょう。

フィンペシアはプロペシアの1/3以下の価格で手に入れることができます。

AGA治療は時間をかけて改善させていくものですので、価格差はどんどん広がっていくため、継続が重要な意味を持つ薄毛治療において、価格は重要なポイントの一つでしょう。

違い3 製造元

プロペシアはアメリカに本拠地を置くメルク社が特許を持っており、製造・販売しています。

製造国はいくつかありますが、全てメルク社の関連会社ものであり、成分はすべて同じものです。

日本国内で処方されているプロペシアは、メルク社の子会社であるMSD社によって日本国内で製造され日本向けに販売されています。

一方、フィンペシアはインドのシプラ社によって製造・販売されています。

インドの特殊な特許事情について

ここで薬の特許について少し説明します。

薬は開発するのに莫大なお金や時間がかかります。
そのため、すぐに類似薬ができてしまうと利益が取れなくなってしまうため、ある一定期間は独占的に販売できるようにするのが「特許」です。

独占的、というと少しイメージが悪いですが、特許があるからこそ、メーカーも安心して投資でき、より良い薬を作ることができます。

特許が切ると他の医薬品メーカーでジェネリック薬が製造され、価格が下がった薬が販売されるようになります。

しかし、インドでは「製法特許」のみ認められており、違う製法であれば同じ成分の薬を作ることが可能、という独特な法律がありました。

2005年に「物質特許」が認められ、有効成分自体の特許についても認められるようになりましたが、それまでは合法的に同じ成分の入った薬を作ることができました。
発展途上国の治療費を抑えるためといった理由もあり、インドでは多くの医薬品メーカーが存在してジェネリック医薬品の市場が大きくなった背景があります。

フィンペシアもこのようなインドの特殊な特許事情によって、同成分が配合された医薬品としてインドでは合法的に販売された薬で、「フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品だ」と言われるのはこのような理由からです。

一番の違いは日本で認められているかどうか

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このように、プロペシアとフィンペシアは同じ有効成分フィナステリドが配合された薬ですが、日本で認められていないことが一番の違いです。

フィンペシアは安いですが、リスクを負いながら個人輸入で手に入れる必要があり、プロペシアは高価ですが、日本で認められた薬を医師と相談しながら使うことができます。

AGEの原因は複合的なので、医師の診察で適切な治療を行うことは薄毛改善への近道といえるでしょう。

そのうえで、フィンペシアを利用するとよりリスクが軽減できると思います。

2016.02.18
[ライター] 薄毛治療ナビ編集部

薄毛治療ナビ編集部では、ドクターや医療関係者、ユーザーからいただいた薄毛に関わる様々な情報を調査・収集して提供しています。

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