気になる産後の抜け毛(2)…産後特有のホルモンバランスの整えて抜毛対策!

女性の頭皮ケア

前回の記事で、主にホルモンのバランスが原因であること、そしてそのバランスが崩れるパターンがいくつかあることについて説明しました。

気になる産後の抜け毛(1)…いろいろある原因、あなたはどのタイプ?

今回は、ホルモンバランスが整えるための対策について見ていきましょう。

産後のストレスマネージメントが大切に

産後の抜け毛は、産後のケアをしっかりすることさえできれば、通常半年から1年で戻ります。そこで産後のケアを十分できる環境を整備することが通常の生活にスムーズに戻す一番の方法になります。

初産の人に多い傾向と言えば、人に頼ることに対して迷惑をかけていると感じることや、完璧を目指してしまう心の葛藤が主な原因ではないでしょうか。

会社であっても、人命に関わるような大きなプロジェクトをメインで任せる場合、通常業務と平行に、片手間で任せるようなことは有り得ません。

24時間常にオーダーメードで赤ちゃんに対応する責任を背負うプレッシャーを感じながらの育児ですので、期間限定と割り切り、周りの大人、上の子がいる場合は子供にも協力してもらいましょう。

無理をすると後が怖い!産後3週間とは?

出産経験者ほどこの3週間の大切さを痛感しているのではないでしょうか。

体の中は、まだまだ出産、育児モードで日頃出てくるホルモンバランスとは明らかに違うバランスの中で生活することになります。

妊娠出産と、産後の授乳期のホルモン、そして通常の状態でのホルモンバランスは、それぞれ全く違います。

その為、この急激な入れ替わりで抜け毛が増えているだけですので、この反応自体が異常ではなく、正常な反応だと言えます。病気かもと不安に思わないように、これらを知っているだけでも精神的に随分変わってきます。

食生活の見直しをしましょう

出産後は、母乳優先で栄養が消費されていきます。

母乳育児をしない場合でも、赤ちゃんの泣き声を聞くと反応するホルモンがあり、母乳を搾って出さなければ炎症を起こしますので、十分な栄養が必要になります。消化吸収の良いものを中心に、効率の良い食生活をめざしましょう。

オススメは数日に一度炊けばいい発酵玄米です。

消化は本来とても体に負担のある行為ですから、発酵食品であれば、ある程度消化が進んだ状態で体の中に取り込むので、負担も吸収力も断然違います。玄米は完全栄養食ですから、肉や魚なども含めて無理して品数を増やして食べる必要はなくなります。

しかし玄米は、体が陽性化している場合は美味しいとも感じないなど体調に合わせて量をコントロールする必要があります。

バランスを取るために、納豆や酢の物など、陰性食品を少し取り入れ、中庸(陰性と陽性の真ん中)の体にするのも大切です。特に納豆は育毛成分が豊富ですのでオススメです。

甘いものがどうしても欲しい・・・そんなあなたにはコレ!

そうは言っても、甘いものがどうしても手放せない方はいるかと思います。

砂糖などは体を急激に冷やし、血行を悪くすることが一般的になってきたので、控える方も多くなってきましたが、それでも甘いものを取りたいと言う場合は、我慢するより甘酒を試してみるというのはいかがでしょうか。

昔は、飲む点滴とも言われた、酒粕ではなく、麹で作られた甘酒を飲んで滋養したようです。発酵されているので消化吸収もよく、栄養価も高いことや体を温める飲み物でもありますのでオススメです。

甘みが足りなく感じる場合は、ミネラル豊富な黒砂糖や てんさい糖、はちみつなど少し加えると飲みやすくなると思います。

本来、砂糖などの糖類は野菜にほんの少量含まれる成分ですので、ショ糖よりは良い程度で、取り過ぎには注意が必要です。

私はいいけど・・・夫や家族の食事はどうするの?

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自分は割り切るからいいとしても、問題は自分以外の家族です。

最近では料理が全くできない男性は少なくなりましたが、それでもバランスまで考えた献立は難しい人が多いのではないでしょうか。健康面も気になりますので、家で作るもので満足できない場合は、食べたいものをお惣菜などで一品買ってきてもらうというのはいかがでしょうか。

いきなり健康にいいから和食に切り替えるよと言っても、ホルモンの影響を受けていない家族は戸惑ってしまいます。外食ばかりになると様々な面で後々まで響く問題が起こりますので、追加の一品を買い物などお願いするときに自由に選んでもらうと、お互いにストレスが減ります。

負担を減らすにはちょっとした「工夫」を

家事は出来るだけ手を抜くのではなく、洗濯物は干して乾けばそのままハンガーにかけたまま収納できるようにクローゼットや棚を見直すことや、子供でもわかるように片付け場所を工夫するなど、手間を減らす工夫をして家事を減らし、自然治癒力を高めるために休息時間を確保することを考えていきましょう。

薬は赤ちゃんの誤飲の危険性もありますし、授乳している場合は薬やサプリメントも極力控える方が安心ですので、ぜひ参考にしてみてください。

そして、出来るだけどっしり構えて育児を楽しみましょう。

いかがでしたか? ホルモンバランスを整えることは、薄毛対策というだけでなく、お母さん、赤ちゃんの両方にとって重要になってきますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

次回は、短期的にできる薄毛対策として、髪型について説明したいと思います。

2015.10.13
[ライター] W・I(33歳・女性)

歯科衛生士として長年医療従事者として勤務。仕事の傍ら、ライターとして医療を中心に様々な執筆活動を継続中。 また、子育て経験から育児や親子関係に関する記事や、イラストの作成も得意。

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