もう一度おさらい!「AGA治療」について

AGA治療

薄毛に悩んでいる人はもちろん、そうでない人も「AGA治療」という言葉を聞いたことがあると思います。そして、医師などプロが手掛ける薄毛治療のことをAGA治療と呼ぶことも『何となく』ではあるかもしれませんが、知っている方も多いのではないでしょうか。

日本語では「男性型脱毛症」と訳されるAGA治療。今回は『何となく』知っているという方のために、改めてAGA治療についておさらいをしてみたいと思います。

発毛メカニズムを医学的に分析

その名に付いているAGAは、「Androgenetic Alopecia(男性型脱毛症)」を略したもの。

男性型脱毛症は、その名のとおり、主に思春期以降の男性に見られる薄毛の症状のことを意味しています。具体的には、生え際が後退したり頭頂部の髪が薄くなったり、時には両方同時に進行する薄毛のことを言い、起こる主な理由としては遺伝子的なものや生活習慣によるものなどが挙げられます。

こうした薄毛の問題を分析・研究し「医学的に」治そうとするのがAGA治療なのです。

紀元前から治療は行われていた

現代のAGAの治療は医学的な見地から行われるため、何やら新しいもののような気がしますが、実際には、紀元前400年の古代ギリシャ時代の資料に、すでにその記述がありました。そして、その治療のためにいろいろな方法が試されたということも分かっています。

現在、AGAの主な原因の1つとして男性ホルモンの影響が挙げられていますが、古代ギリシャでも去勢のために膀胱を摘出した人は薄毛にならなかったことから、膀胱と薄毛には関係があると分かっていたようです。しかし、膀胱から生み出される「ジヒドロテストステロン」と呼ばれる男性ホルモンが薄毛の原因だということが科学的に証明されたのは、それから約6000年もたった1990年代に入ってからでした。

実際には男性ホルモンだけのせいではない

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ところが、実際には、男性ホルモンだけでは薄毛にはならないのです。逆に男性ホルモンは、髪の毛を太く元気にする作用を及ぼすのですが、男性ホルモンと頭部の毛根に存在する「ファイブアルファ・リダクターゼ」という酵素が影響しあうと、DHTと飛ばれる原因物質に変化して、抜け毛を促進させる働きをするようになります。

こうした薄毛になるメカニズムを把握し、DHAに変化する男性ホルモンの働きを抑制するなどして薄毛を予防したり、あるいは髪の毛の再生をしたりするのを医学的に助けるのが、現代のAGA治療です。

その根拠になっているのがAGAは疾病の一種であり、治療することが可能なものもあるということです。つまりAGA治療は医療行為であり、専門クリニックには、多くの治療実績がありますから、もし薄毛で悩んでいるのでしたら、一度、足を運んでみて欲しいと思います。

2015.09.15
[ライター] T・S(45歳・男性)

フリーライター。東京や大阪等の主要出版社、新聞社、編集プロダクションなどの取材依頼から執筆、編集まで幅広く行っている。専門分野は医療を中心に環境関係など。経営者や病院長等へのインタビュー等も多く、様々な切り口の記事が持ち味。

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