頭皮の匂いが気になり始めたら薄毛に注意!?

男性の頭皮ケア

汗は身体中に点在している汗腺から出ます。もちろん頭皮にも汗腺があり、さらに髪の毛が生えているため、髪に付いた汗が乾燥して独特の「匂い」を発することがあります。

そのため、そうした「匂い」を何とかしたいと気を遣っている人も少なくないはずです。

そもそも汗が臭いわけではない?

スポーツをしたりして全身に汗をかくと、やがて汗の匂いがしてきます。これが「汗くさい」ですが、これにより汗は臭いものだと思われています。

しかし、実は、汗そのものは無臭なのです。
もし汗が臭かったら、サウナ室などは厭な匂いが籠もってしまって、人が居続けることなどできませんよね。

どうして汗をかいた服などから厭な匂いがするのかと言うと、実は汗を好む雑菌が原因。

雑菌は汗を食べた後に排泄物を出します。それが、匂いを出す「ニオイ分子」と呼ばれるものになり、汗独特の匂いが発生するようになるわけです。

頭皮は匂いが籠もりやすい

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こうした汗の特性を知れば、髪の毛がどうして匂うようになるのかも理解できます。

つまり、頭皮にかいた汗は髪に付きますが、それを食べに来た雑菌が髪の毛にそのまま付いてしまうわけです。

その結果、髪全体から厭な匂いが発生することになります。そして、その匂いは自分では意外に気が付きにくいという特性もあります。

こうした頭皮や髪の毛に匂いが厭で、頻繁にシャンプーをする人もいますが、実際には、その努力ほど匂いが解消されないことがしばしばあります。

頭皮の匂いと薄毛の関係

さらに頭皮の匂いは、薄毛にも結びつきます。

というのも、匂いを落とそうと髪を洗いすぎると、毛穴がある頭皮の角質層が徐々に薄くなるからです。

その結果、頭皮は薄くなった不足分を補おうとして、脂分をより多く分泌するようになります。つまり、洗いすぎは、洗えば洗う程に、頭皮の環境は悪化することになります。

頭皮の脂分が増えると皮膚で必要とする以外のものは汚れとなって毛穴を防ぐようになり、一度抜けた毛が再生しにくくなるため、そのため薄毛が進むわけです。

また、毛穴に詰まった脂分には細菌が付きます。

毛穴は湿度も適当で栄養分もあるため、細菌はどんどん増え、毛穴で炎症を起こして髪の毛の成長を阻害するようになり、薄毛を促進させてしまうことになります。

ですから髪の毛が匂いだしたら、適切なシャンプーを使って、さらに洗髪しすぎないように注意しながら匂いの元を断ち切ることが肝心です。

2015.09.20
[ライター] T・S(45歳・男性)

フリーライター。東京や大阪等の主要出版社、新聞社、編集プロダクションなどの取材依頼から執筆、編集まで幅広く行っている。専門分野は医療を中心に環境関係など。経営者や病院長等へのインタビュー等も多く、様々な切り口の記事が持ち味。

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