抜け毛にもシーズンがあるの!?髪が抜けやすい時期とは

薄毛・発毛基礎知識

春や秋などの季節には、なぜか抜け毛が多くなったような気がするという方は多いのではないでしょうか。

一部では動物だった頃の名残ではないかと言われる程、夏や冬と比べると抜ける本数が倍近く違う場合もあるようです。しかし、それについての論文はなく、感覚的なものでしかないと言うのが現状です。

原因はまだ解明されていないのですが、最近の研究で成長期と退行期と休止期というサイクルとは別に、脱毛するための別の因子が関わっていることがわかってきています。

この因子が働くまで、成長も終え、毛母細胞から離れた、角化した毛根を持つ髪が留まり続けることで、次の毛の準備がゆっくりと促されることになりますので、これを元にまとめていきたいと思います。

抜け毛の原因は日本の四季!?

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進化の過程で、サバンナ説では体毛は汗をかいて体温調整したり、アクア説では海などで抵抗を減らすために無くなってきたという説がある中で、そのどちらにおいても頭を過度な刺激から守るために頭皮は残ったのではないかとも言われています。

日本のように季節があり、一年で大きく気温や紫外線量もかわる地域では、その調整として角化した脱毛待ちの毛が量を調整していても不思議ではありません。その為、空調調整された空間で生活している人と、季節を感じる生活をしている人とでは抜け毛の本数も変わってくるのではないでしょうか。

成長を終えた角化した毛根の髪は3~4ヶ月そこに留まり、皮膚下では新しい髪が作られていきます。春に毛が抜けた毛穴からは、次の夏の紫外線から守るために、秋に毛が抜けた毛穴からは冬の寒さから頭を守るためと考えれば、3cm程度伸びていれば充分守ることが可能ですので、この節は有り得るのではないでしょうか。

特に秋は、夏の疲れや強い紫外線、季節の変化による体調の乱れやストレスで春以上に抜ける人が多いようで、1日200本まで増える人もいるという話もあります。

春は花粉やストレスが原因

一節には春は花粉などのアレルゲンにより反応しているのではないかと言われています。

髪は自己免疫と深く関係していることも知られています。他にも精神的なストレスや、生活習慣の乱れなどから、新生活に対してストレスを感じることで抜け毛が増えているのではないかと言われています。

生活リズムを整え、何か始める前には準備をしっかりすることで余計なストレスを抑えるようにする必要があるかもしれません。

肌にも頭皮にもケアは大切です

専門医によっても季節性のものはないとする説もありますので、食生活や生活習慣を整えるなどの全身のケアや、紫外線や寒さ予防で帽子をかぶるなどの対策で差がなくなってくるものなのかもしれません。

必要以上に抜け毛の本数を気にしてストレスを溜めないようにすることが一番なのではないでしょうか。

2015.10.30
[ライター] T・S(45歳・男性)

フリーライター。東京や大阪等の主要出版社、新聞社、編集プロダクションなどの取材依頼から執筆、編集まで幅広く行っている。専門分野は医療を中心に環境関係など。経営者や病院長等へのインタビュー等も多く、様々な切り口の記事が持ち味。

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