ミノキシジルで脱毛が増えた!?初期脱毛ってなに?

AGA治療

血圧降下剤の副作用として発毛効果が認められたことで、AGA治療に用いられるようになったミノキシジル。今では薄毛治療の代表的な薬となったと言っても過言ではありません。

その発毛効果はとても高いとして多くの方に愛用されている一方、「使い始めたら抜け毛が増えた!」という声も聞かれますが、これは一体どういう理由からなのでしょうか?

今回はミノキシジルで起こる「初期脱毛」についてご説明したいと思います。

ミノキシジルを使うと脱毛が増えるワケ

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ミノキシジルは、元が血圧を下げることを目的とする血管拡張剤だったことから、服用すると低血圧の症状が見られることがありますが、使用し始めた時、それまで以上に抜け毛が増えることもあります。

しかし、この脱毛は、悪い影響が出たために起こったのではなく、正常なヘアサイクルを取り戻す際に起きる現象です。

正常なヘアサイクルって?

人の髪には、「成長期」、「退行期」、「休止期」を繰り返す、いわゆる『ヘアサイクル』があります。薄毛になる人は、何らかの原因によって、このヘアサイクルが狂ってしまったため、新しい髪が生えてこない状態になっていることがよくあります。

成長期

成長期は髪の毛が成長する時期です。いわゆる「髪の毛の寿命」ですね。
期間としては2~6年程度ですが、男女で差があり、男性は比較的短く、女性は長いと言われています。

退行期

退行期は、髪の毛の成長が止まる期間です。
それまでの成長期のように積極的に髪の毛の育成をすることがなくなるので、毛球に栄養がいなかくなって、髪が抜ける準備が整っていきます。
期間は2~3週間とされています。

休止期

休止期は、髪が抜ける時期で、期間は約3カ月程度と言われています。
退行期を経て髪の毛の成長がなくなっているので、徐々に古い髪が抜けていきます。

これで髪の毛の寿命が終わりということになり、その後、また成長期へとつながって、新しい髪の毛が生えてきます。

ミノキシジルの働きは正常なヘアサイクルを取り戻すこと

ミノキシジルは、このヘアサイクルを活性化させて正常に戻すために、悪いヘアサイクルで生えてきた、いわゆる『質の悪い毛』をいったん抜けさせるように作用することから、抜け毛が一時的に増える現象もが起こります。

言い換えると、ミノキシジルを使ったことによる治療効果が現れているために起きる抜け毛なわけで、『より薄毛が進行した』といったような心配をする必要はないと言えるでしょう。

ちなみに個人差はありますが、ミノキシジルを使い始めてから2~3週間後ほどで始まり、1~2週間でおさまるのが一般的です。

ただし、ミノキシジルのその他の副作用として、必要以上に毛が濃くなる「多毛症」の症状や、にきびや肌荒れも見られるという報告もあります。

このような症状がでたり、脱毛についても10日以上過ぎてもおさまらない場合は、別の理由が考えられますので、すぐに医師に相談しましょう。

2016.02.09
[ライター] 薄毛治療ナビ編集部

薄毛治療ナビ編集部では、ドクターや医療関係者、ユーザーからいただいた薄毛に関わる様々な情報を調査・収集して提供しています。

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