頭皮の「できもの」、原因と対策を教えて!

男性の頭皮ケア

「できもの」の原因はさまざま。

何となく頭部に違和感を覚えて触ってみると、そこに「できもの」ができていた経験がある人は多いと思います。
頭皮は髪に覆われているためイメージが沸きにくいのですが、手や足の皮膚よりは柔らかく、また毛が生える「毛根」も多いため、実はできものができやすい個所なのです。

頭皮には「できもの」ができやすい

「頭皮」と言っても、実際には顔や手足と同じ皮膚の一部です。
しかし、他のところと違うのは、柔らかいことや多くの髪が生えているため湿気がたまりやすいことなど、「できもの」ができやすい環境にある点です。

実際、頭皮にできるできものの多くは、皮膚が盛り上がったり、赤くなったりなど特徴があり、これらは特に「発疹(ほっしん)」と呼ばれています。
ちなみに、発疹が悪化すると皮膚病の一種である「湿疹(しっしん)」になることもあります。

発疹ができる原因は病気や外的影響、ストレス等さまざま

発疹ができる原因としては、皮膚そのものの病気はもちろん、他の病気によるものや薬物の影響、あるいはストレスなど心因性の要因から発生したものなどがあります。
しかし、どの原因によるものであっても発疹は、何らかの異常が身体に起こっていることを示していることに間違いありません。

特に頭皮にできる発疹の場合、例えば、乾いたフケがたくさんでたり、髪の生え際に赤くできものが見られたり、といったような症状があった場合は「脂漏性皮膚炎」などにかかっている場合が考えられます。
ですから、もしできものが大きくなるようでしたら皮膚科や整形外科の医師に診察してもらいましょう。

女性ばかりではない!男性も気をつけて

こうした頭皮にできるできものは、少し前まで髪の毛のボリュームが多い女性に見られることが多かったのですが、最近は男性も長髪にしている人も少なくないことから、男女を問わずに発生するようになってきています。

なお男性の場合は、頭皮に発疹ができてかゆみを感じた時など、一般に売られている発疹止めやかゆみ止めを使う人が少なくありません。
しかし、実際には、そうした薬は症状を一時的に止めるだけで、その原因をはっきりさせないことには再発することも少なくないので、できれば、ちゃんと医師の診察を受ける方がいいでしょう。

できものが見つかったらすぐに専門医に相談を!

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頭皮にできるできもので多いのが、直径1cm以下の大きさのポツポツしたできものです。これを「丘疹」と言い、たいがいの場合、そのままにしておくと自然治癒しますが、まれに悪化する場合もあります。

また、腕などが蚊に刺された時に台形の盛り上がりを見せるものがありますが、頭皮にも同じようなできものが起こることがあります。これを「膨疹(ぼうしん)」と呼び、じんましんが原因でできることもあります。これも自然に治るものがほとんどです。

その他、頭皮の表面にできる赤い盛り上がりが出る「紅斑(こうはん)」やウイルス性炎症の「水疱(すいほう)」、『ただれ』と呼ばれる「糜爛(びらん)」などもあります。
いずれにしても、専門家でなければ、できる原因が分からないことも多いので、もし頭皮のできものがなかなか治らないのなら、皮膚科や整形外科に行くようにしましょう!

2015.08.08
[ライター] T・S(45歳・男性)

フリーライター。東京や大阪等の主要出版社、新聞社、編集プロダクションなどの取材依頼から執筆、編集まで幅広く行っている。専門分野は医療を中心に環境関係など。経営者や病院長等へのインタビュー等も多く、様々な切り口の記事が持ち味。

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