「紅斑」が出たら危険サイン!?頭皮に悪影響を及ぼす5つの要因

男性の頭皮ケア

頭皮が赤くなる「紅斑(こうはん)」は体からの危険サイン!?

痒みや痛み、凸凹などの症状がないのに頭皮が赤いことを紅斑といいますが、特に困ることもないからとそのまま放っておいてもいいものでしょうか?

原因の特定が難しいと言われる状態ですが、何らかの体からの危険サインですのでこれをきっかけに生活を見直してみましょう。

1.シャンプーや整髪料等の刺激は禁物

まず、何らかの刺激に起こる紅斑ですので、刺激を与える原因か考えていきましょう。
考えられるものといえば、シャンプーやコンディショナーや整髪料などの化学薬品、冷感・温感、そして帽子などによる通気性の悪さ、その他に細菌による感染や、アレルゲン(アレルギー反応の原因物質)などがあります。

気持ちいいからという理由でガシガシ洗っている場合は、体調の変化や年齢が原因でそれまで赤みが出なかったのに、出てくるようになる場合があります。

2.化学薬品に対するアレルギーの可能性も

シャンプーやコンディショナー、整髪料には何らかの化学薬品が含まれています。
また、体質にとっては自然のものであっても過敏に反応してしまうアレルギー物質を含んでいる可能性があります。

アレルギーは調べられる品目が実は限られており、全てのアレルギーを調べられるわけではありません。
一般的ではないけど人によっては合わないというケースがありますので、自身でパッチテストをしてみるのもいいでしょう。

シャンプーの場合、精製水や蒸留水で薄めて、あとは絆創膏に塗ったものを肌に貼って様子を見る方法などがありますので参考にしてみて下さい。

3.洗い残しは頭皮へのダメージ原因!

アレルギー反応がなかったからといって、やはり残っていてもいいものではありません。
洗い残しもトラブルのもとになります。

整髪料などを付けている場合は、長時間取れないことを前提に開発されていますし、コンディショナーは人によっては成分を浸透させるためと、間違った認識で使用している人もいるため十分に洗い流さないために症状が出ている場合もありますので気をつけましょう。

4.洗い過ぎはかえって頭皮状態を悪化させることも

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もともと皮膚は、それ単体で守っているわけではなく、皮膚の表面にいる常在菌の代謝産物と表皮、真皮の力で外敵から体を守っています。

頭皮の状態が良好な場合は、皮脂線や汗腺から分泌される汗や皮脂を餌として、皮脂膜を形成しています。
そして皮脂膜の天然のクリームによって、肌がなめらかにうるおっている状態を作り出しているのです。

ですが、西洋医学の基本は切り取ったり、足りないからと足したり、何かを抑制することが前提であり、医薬品のほとんどはその考えが中心に作られていますので、物によってはこれらのバリア環境を壊している可能性が考えられますので注意して下さい。

5.薬物や有害物質等の環境からくる刺激にも気をつけて!

他にも見落とされやすい原因として、環境によっては、タバコの副流煙に始まり、工場など取り扱っている薬剤の揮発、排気ガスなどの空気汚染による汚れが十分落ちていないケースもあります。

また、地域によっては水道水の塩素濃度が高いケースもあり、洗ったつもりでも塩素が原因の場合もありますので、空気清浄機や塩素除去シャワーノズルなど場合によっては検討した方がいいかもしれません。

やっぱり一番は「自然体」であること

何をやってもうまくいかない場合は、自然治癒力を引き出せるように、出来る限り何もしないことを心がけてみてはいかがでしょうか。

何もしないといっても、日頃の習慣を変えないということではなく、食生活などを正して、免疫機能を正常化し、生活リズムを見直しホルモンバランスを整え、整髪料など毛穴を塞いで代謝の邪魔をするものを使用せず、1日から2日に一度、夜寝る前に頭皮をお湯だけで、時間をかけてしっかり洗うなど、自然に近づけるという意味で“何もしない”という選択です。

人には自然治癒力がありますが、実際はストレスを始め様々な原因でその治癒力が発揮できていない状況になっています。
直接的に関係ないと思わず生活を見直すことで、一気に症状が治まることもありますので、頭皮の赤みは体からの危険サインと捉え、始めやすいところから始めてみてはいかがでしょうか。

2015.08.03
[ライター] W・I(33歳・女性)

歯科衛生士として長年医療従事者として勤務。仕事の傍ら、ライターとして医療を中心に様々な執筆活動を継続中。 また、子育て経験から育児や親子関係に関する記事や、イラストの作成も得意。

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